実行委員長 橋本の想い

 

 

  私たちの食卓に上る、肉、穀物、野菜、全ては農産物であり、人間は農業の存在なしに生きてはいけません。

 

 その国内の農業が、地域の農業が危機的な状況にあります。現在、日本の農業人口は、約244万人と推定されます。これは、就業人口の約3.7%に過ぎません。

さらに、農業人口に占める65歳以上の人口の割合は約54%と推定されます。15歳から40歳までの人口は、わずか約8%で農村は高齢化し、農業の後継者不足は深刻です。

 

 最近の農水省の調査では、農耕放棄地が全農地の8%、栃木、茨城、群馬3県の農地面積に匹敵する38万6000ヘクタールにも及んでいます。政府もその解消を言い出していますが、なかなか問題の解決にいたっていません。

 

 さらに農薬や化学肥料、除草剤の使用により田畑の生物が減少に絶滅の危機に瀕している種もあります。もはや、農村の環境と農業の再生は農村に住む農家だけでは解決できない大きな問題にいたっています。

 

 同じような現象は日本だけでなく、世界各地で起こっており、米国で、欧州で、アフリカ、アジア諸国で都市に住む住民が地域の農業を守るために農村の人々と手を携え、立ち上がっています。

 

 この大会を通じ、農業が我々の生活にどう関わりがあり、地域の農業を守るには具体的にどう行動できるのか考えるきっかけになればありがたいと思います。